今年もクリスマスがやってきた。1年の中で最も街が賑わいを見せる日だが、例年のサッカー界で言えば、試合日程が詰まっているボクシングデーのゴングが鳴るタイミングでもある。当記事では、クリスマス&イブに誕生日を迎えたサッカー選手を紹介する。
12月24日生まれで、海外リーグでプレーしているサッカー選手は以下の通り。
1992年生まれ。元コートジボワール代表。プレミアリーグのノッティンガム・フォレストFCに所属。リーグ・アンのRCランスでデビューし、トゥールーズで頭角を現し、名門パリ・サンジェルマンへと移籍する。しかし、ピッチ外の素行が問題視されて退団することに。それでも、新天地のトッテナムではジョゼ・モウリーニョ監督の信頼を勝ち取り、右サイドバックの主力に定着。プレミアリーグ屈指のライトバックとして、欧州の舞台でも印象的なパフォーマンスを発揮していた。
攻撃的センスはアタッカー級ではある一方、守備の集中力が90分間持続できない難点もあり、失点に直結するミスも少なくなかった。
1993年生まれ。元日本代表。MLSのFCシンシナティに所属。京都サンガF.C.でデビューし、スイスのヤングボーイズで欧州初挑戦を果たす。その後、ベルギーのヘントに移籍すると、エース級の活躍を披露し、ハリルホジッチ体制の日本代表の主力にも定着した。
右利きだが、両足ともに同等のクオリティーを誇り、ミドルシュートも得意とするなど、日本人選手の中ではトップクラスのシュート精度を武器としていた。また、センターフォワードだけでなく、ウイングやトップ下も遜色なくこなすなど、マルチな能力も光る一方、パフォーマンスにムラがあることから、W杯の最終選考からは漏れる格好となった。
1996年生まれ。アルゼンチン代表。プレミアリーグのブライトンに所属。世界最高峰のプレミアリーグに上位争いをするブライトンで背番号「10」を背負い、ダブルボランチの一角として先発を担っている。また、代表でも主力の座に定着しており、カタールW杯ではアルゼンチン代表の優勝に大きく貢献。W杯決勝戦では、先制点のアシストを記録した。
献身的なハードワークで攻守に機転を利かせるボックス・トゥ・ボックス型であり、敵陣でもボールを失うことのない高い技術を軸にテンポを生み出すゲームメーカーの役割も担っている。今後のビッグクラブ移籍が期待される逸材。
12月25日生まれで、海外リーグでプレーしているサッカー選手は以下の通り。
1996年生まれ。アルゼンチン代表。プレミアリーグのアストン・ビラに所属。レアル・マドリードのアカデミー出身で、ヘタフェでデビューした後、ノリッジに移籍し、活躍の場をスペインからイングランドへと移す。2部リーグで15ゴール17アシストを記録する大車輪の活躍で優勝の立役者となった。その功績が認められ、移籍金51億円という移籍金でアストン・ビラに加入し、背番号「10」を託された。
右ウイングやトップ下を主戦場とし、得点やアシストを生み出す決定的な存在となれる一方、ネガティブトランジションの際の守備対応が改善点に挙げられる。